新しい文章力の教室【感想/書評】あらゆる文章に使える書き方の教科書

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コミックナタリー初代編集長の唐木元さんの著書『新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング』を読了したので簡単に感想です。

株式会社ナターシャが運営するニュースサイト「ナタリー」で行われている文書力向上のための「ナタリー式トレーニング」がこの本で学べます。

入門編な内容なので、初心者の人にも読みやすいです。

導入文

こんな人にオススメ

・仕事で何かを書く機会がある人

・ブログや日記を書いている人

・書くことが好きな人

『新しい文章力の教室』の購入経緯

当ブログを始めるにあたって、「書くことの勉強」をする必要があると思い、WEBサイトを見たり、本を読んだりしているのですが、『新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング』はそんな中で出会った本です。

書くことについてほぼ初心者なボクにもわかりやすくて、とても参考になってます。
読み終わった今でも、すぐ読めるように手元にいつも置いています。

唐木元さんとは?

唐木元(からき げん)

1974年東京都生まれ。株式会社ナターシャ取締役。大学在学中よりライターとして働き始める。卒業後は事務所「テキストとアイデア」を開設。雑誌を中心に執筆・編集の現場に従事した。幻冬舎、KI&Company(ジーノ編集部)と3つの出版社に勤務。2008年、株式会社ナターシャに参加し、編集長として、「コミックナタリー」「おやつナタリー(終了)」「ナタリーストア」を立ち上げた。

本帯より

『新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング』の概要

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7年にわたりナタリーで編集長を務めてきた、唐木さんが培ってきた、書くための基本を77項目紹介しています。

Chapter 1「書く前に準備する」

Chapter 2「読み返して直す」

Chapter 3「もっと明快に」

Chapter 4「もっとスムーズに」

Chapter 5「読んでもらう工夫」

文章を書き始める前、書き終わった後、そして文章を洗練して読んでもらうテクニックまで網羅的に解説しています。

大げさに聞こえるかもしれないですが、日常生活のなかで「書くこと」が多い人であれば、必読といってもよいかもしれません。

引用を踏まえて個人感想

ここからは印象に残ったポイントを引用しつつ、感想をご紹介します。

こらえ性のない読み手に情報を不足なく手渡し、メッセージを伝えるために、私たちは文章力を磨かなければならないのです。

(15ページより)

ネットやスマホの普及により、最近の人たちは長文への耐性が低下しています。
ボクも体感でわかるレベルで、長文を読むことが苦痛になってきています。

友人や、知人でも本を読む人は減ってきてますし、新聞を読んでる人なんてまずいないです。

そんな時代だからこそ、読み手にやさしく「読みやすい文書」を書く技術を磨く必要があります。

文章のオリジナリティは「切り口」に宿る

(29ページより)

この前後のあたりがこの本の中で一番面白いです。
同じテーマで文章を書いているはずが、書き手がどこを主題にするか、どの話題をどの順番で書くかで文章を印象が大きく変わるのです。

小山宙哉が真心ブラザーズと「宇宙兄弟」についてトークするイベント開催
小山宙哉が真心ブラザーズと「宇宙兄弟」をテーマに話す、たった50人のプレミアムなイベント
小山宙哉が真心ブラザーズとトークイベント、「宇宙兄弟」テーマだけに会場はプラネタリウム

上記はすべて同じイベントについての紹介文なのに、すべての文章の切り口が違い、印象が違っています。
これが書き手の個性になり、オリジナリティになるのです。

ボクはよく悩むことがあります。
とある記事を書こうと思い、書く前にWEBで検索するとほとんどの場合、書こうと思っていたことについて語られてるブログやコラムが既に存在するのです。

カブラギ
既にあるなら書かなくてもよいかな……

と書く気持ちが薄れてしまうのです。
しかし書き手の切り口ひとつで全く別の印象の文章に変えることができるのであれば、似た内容であっても、オリジナリティを表現することができるのです。

「空は青い。」と言えば、「空はというものは青いものだ」と主題に対する一般論を述べる感覚になりますし、「空が青い。」と言えば、目の前の現象をありのままに描画する感覚になります。

(126ページより)

主語の「は」と「が」の使い分けについての一文です。
正直ボクは「は」と「が」の使い分けを意識自体したことがなかったですね。

この一文を読んだことで今後は「は」と「が」を意識できるようになりました。
『新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング』ではこういった細かい文章のテクニックについても紹介しているので、勉強になります。

感想まとめ

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株式会社ナターシャに入社せずに、1300円+税で「ナタリー式トレーニング」を受けられると思えば安い買い物です。

日常に何かを書く機会がある人にとっては良い本だと思います。
小説家やライターでなくても、仕事のメールを書いたり、レポートや書類を書く機会はほぼ誰にでもあるはずです、あらゆる文章を書くときに知っておいたほうが良いことがこの本には詰まってます。

『新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング』まとめ

・なぜ読みやすい文章を書くことを学ぶのか

・読みやすい文章を書くためのテクニック

・読まれる文章にするためのテクニック

以上『新しい文章力の教室【感想/書評】あらゆる文章に使える書き方の教科書』でした。



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ABOUTこの記事をかいた人

昭和生まれの30代独身。 職業はインフラエンジニア的な何か。 年収300万円程度なので、同世代では圧倒的低所得者。 『金持ち父さん・貧乏父さん』を読んで、金融投資や自己啓発に目覚める。 読書好き、年100冊程度 人生を少しでも良い方向へ曲げるための情報を自分のため、並びに同じような境遇の人達のために発信する。