人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている【感想/書評】

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こんにちは!カブラギ (@T_W_H_R_C) です。


ふろむだ著『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』(初版2018年8月8日) の感想をアウトプットします。


特徴的な長いタイトルと黄色い表紙はビジネス書コーナーではひときわ目立っていましたね。
発売当時はAmazonのビジネス書1位でした。
個人的にも2018年で最も「衝撃的」だった本です。


「信用経済」とか「個の時代」とか昨今では言われていますが、今の時代に沿った大事な知識を教えてくれた本です。


ふろむださんのブログから5章までは無料で読むことができます。

こんな方におすすめ
  • 脳科学な本が好きな人
  • 頑張っているのに、評価が低いと感じている人
  • 人生を好転させる方法に興味がある人

この本の購入経緯

読んだの発売当時なので、半年くらい前ですね。
当時は、ビジネス書にハマりはじめたばかりで、手当たり次第売れてる本を読んでいました。
そんな中見つけたのが、黄色で目立ったこの1冊です。

著者情報

著者の「ふろむだ」さんについてはあまり情報がないようです。

のべ数百万人に読まれたブログ「分裂勘違い君劇場」の著者。

多様な業務経験を活かして、主に仕事論などの記事で人気を博す。

リアルでは複数の企業を創業し、そのうちの1社は上場を果たす。

<以下略>

(本帯より)

名前の「ふろむだ」は「from dusk til dawn」(フロム・ダスク・ティル・ドーン) の略みたいですね。
昔の映画がでありましたね。


ボクはブログのユーザーではないので、違ったらごめんなさい。

『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』 の概要

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本書の全体通して重要なワードが以下の 2 つです。

超重要

 

① 錯覚資産

② 認知バイアス (思考の錯覚)

この2つがタイトルである「勘違いさせる力」の正体です。


仕事で良いポジションにつく人、運がいい人、反対に実力はあるのにうまくいかない人、運が悪い人など、すべてこの2つのワードで説明がついてしまいます。


本書で語られていることを知っているか知らないかだけでも人生の難易度は変わると思います。


本書では、「錯覚資産」とは何か?なぜ人生が好転するほどの影響があるのか?どう「錯覚資産」を増やすのか?が脳科学の観点で豊富な事例や論文で固められているため、高い納得感あります。

思考の錯覚を理解する理由

本書の16ページから20ページにかけて、「思考の錯覚を理解しておいたほうがよい理由」が書かれています。

 

思考の錯覚を理解する ④ つの理由

① 詐欺に引っかからないように、詐欺の手口を知っておく

② 自分の周囲の人たちを、詐欺から守るため

③ 知らず知らずのうちに有害な思考の錯覚に陥るから

④ 実力を伸ばすため

①と③は似てますね、①~③は防御、④は攻撃って印象です。
「思考の錯覚」を知っておくだけでも、人生は変わるはずです、この本を読んでいるとそう思えてきて、ワクワクしてきます。

引用を踏まえて 印象に残ったところを

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気になった点と印象に残ったところを引用して感想を書いています。

自分の人生の選択をするときだけは、徹底的に思考の錯覚の汚染を除去して、研ぎ澄まされた直感と論理的思考で、本当に正しい判断をしなければならないのだ。

(65ページ)

本書を読むと「思考の錯覚」の恐ろしさがわかります。
印象操作、思い込み、記憶の書き換えなど、自分の脳の中の自覚がないところでいろんなことが起こります。


思い返すと、自分の人生の中でもそういった場面があったようにも思います。
ひとつひとつの判断で、自分の人生は進みます。
正しい判断をするというのは、人生を好転させることです。

 

人間は、コントロールしたいという、強い欲求を持っている。

コントロールできると、より幸せで、健康的で、活動的になる。

(128ページ)

「人生を自分でコントロールできている」という感覚は人の幸福度と比例するというのを他の本でも読んだことがあります。


成功者になるために大事な「運」はコントロールできませんが、「運の運用」はコントロールすることができます。


サイコロを1回振って1がでる確率よりも、サイコロを5回振って1がでる確率の方が高いように、いろんなことにチャンレジして施行を増やしていくのです。
そして成功したものがでてきたら、ハロー効果が手に入るので、ハロー効果で成功効果を最大限に伸ばしていく。


これら全体を通して「運をコントロール」することになるのだと思いました。

ここには、二重の錯覚があるのだ。

1つは、最適な選択肢ではなく、デフォルトの選択肢を選んでしまうという錯覚。もう1つは、それがデフォルト値効果じゃない、別の原因によるものだと考えてしまうという錯覚だ。

(170ページ)

現在の職場に不満があっても、今の会社にいるのがマシだと思っている人がいます。
ボクもそうです。


でもそれは、他の選択肢を見ていなかったり、思考停止してデフォルトの選択肢 (今の職場にいること) を選んでしまっている可能性が高いです。


他の選択肢を見て、熟考して今の職場に居続ける選択をしたのであれば、全く問題ないと思いますが、そうでないのであれば、安易に直感に頼らず、しっかりと考えて判断することが錯覚に支配されないということになります。


ハロー効果をもたらす実績を作るだけじゃダメなのだ。

それを、多くの人が「思い浮かびやすく」なるようにして初めて、それが錯覚資産となるのだ。

(326ページ)

ここまで、「錯覚資産」が非常に強力なツールであることは、よくわかりまいた。
ではどうやって「錯覚資産」を手に入れて、増やしていくのか?


ざっくりと以下のように理解しました。

錯覚資産の作り方

① 実績を作る (ハロー効果)

② 思い浮かびやすくする (利用可能性ヒューリスティック)

= 錯覚資産

まずは実績を作ることが入り口、実績を作るためには小さなチャレンジにたくさん挑戦して、当たったものを伸ばす。


次は「思い浮かびやすくする」フェイズ、SNS時代においては、フォロー数やブログのPV数は思い浮かびやすさが数値で表されているようなもの、これらの数値を伸ばすことで、錯覚資産はどんどん大きくなるはずです。

まとめ

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いかがでしょうか。
こんな拙いレビュー記事では語り尽くせないほどに、『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』は有用な情報が詰まった良書です。


「信用経済」「インフルエンサー」「集団の時代から個の時代へ」最近のビジネス書は口を揃えて同じようなことが語られています。


本書で語られる「錯覚資産」はそれらの要素の原液となる考え方であると思います。
「錯覚資産」を知ることで、実生活のあれこれが腑に落ちるはずです。
それは今まで見えてなかったものが見えるようになったということに他なりません。



2018 年最も話題になったビジネス書といっても過言ではない本です。
ぜひ一読してみてください。

錯覚資産のまとめ
・実力中心の世界より、「錯覚資産+運+実力」の世界の人間のほうが強い

・「思考の錯覚」の存在を知ることで、自らを守る。
・「錯覚資産」を増やすことで人生をイージーゲームに

以上『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている【感想/書評】』でした。
ここまで読んでいただいて、誠にありがとうございました。



ABOUTこの記事をかいた人

昭和生まれの30代独身。 職業はインフラエンジニア的な何か。 年収300万円程度なので、同世代では圧倒的低所得者。 『金持ち父さん・貧乏父さん』を読んで、金融投資や自己啓発に目覚める。 読書好き、年100冊程度 人生を少しでも良い方向へ曲げるための情報を自分のため、並びに同じような境遇の人達のために発信する。