できるビジネスマンのための「本当に使える勉強法」【感想/書評】勉強本の決定版

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こんにちは!カブラギ (@T_W_H_R_C) です。

キャリアアップ研究会編著『できるビジネスマンのための「本当に使える勉強法」』(初版2009年9月) を読了したので、本書について紹介と感想を書いていきます。

本書がどんな本か?というのは、1ページ目に記載されています。

本書の目的は、無数にある勉強本の中から、ベストなものと思われる方法を抽出し、勉強法について一つの結論を出すことです。

(1ページ)

いわゆる「勉強本」は多数出版されていますが、情報量が多すぎて、どの勉強法が有効なのか迷ってしまいます。
本書では約500冊以上の勉強本を研究会メンバーで読み、有効と思われる勉強を抽出した本です。

いわば「500冊の勉強本のいいとこ取り」な本なのです。

この本はこんな人にオススメ

  • 勉強本を色々読むのが面倒な人
  • 効率的に勉強をしたい人
  • 様々な勉強本の評価をまとめて知りたい人

この本の購入経緯

たまたまTwitterで本書を評価している人がいたので、購入しました。
ボクは結構Twitterで見かけた本を購入することが多いです。

10年も前の古い本で電子書籍化もされていなかったため、Amazonで書籍を中古で購入しました。

概要 : 『本当に使える勉強法』はどんな本?

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『できるビジネスマンのための「本当に使える勉強法」』は以下の章立てになっています。

第1章 ベストセラー勉強本の「ここはイイ!」「ここはザンネン!」

第2章 本当に使える「読書術」はこれだ!

第3章 「集中力」を高める方法はこれがベスト!

第4章 「記憶力」を高める方法はこれがベスト!

第5章 「試験合格」に的を絞った勉強法はこれがベスト!

勉強法が主な内容ですが、読書術や集中力、記憶力を高める方法等もまとめられています。
各章の最後では、「使えるエッセンスはこれだ!」というページがあり、その章の内容が簡単にまとめられているので、後から読み直しもしやすい作りになっています。

この本のここがスゴイよ!

本書の中では数々の勉強本のレビューが掲載されています。
そのレビューがモノによっては、辛口も辛口でバッサリです(笑)

例えば、『成功する起業家の「非・常識」勉強法』については以下のように記されています。

勉強をブログに書き、ブログの広告をクリックしてもらうことでアフィリエイトを得て、お金をもらいながら勉強するというコンセプトの本。これ以上卑しい勉強本もない。不景気なせいか「働かないで年収5160万円稼ぐ」(川島和正 王様文庫)など。煽情的なタイトルのアフィリエイト本が多いが、ついにそれが勉強本にも進出してきたという感じである。もちろん、本文には勉強のとこなど殆ど書かれておらず、いかにして自分が成功したかの自慢ば話ばかりが長々と書き連ねてある。こんな本を出すこと自体が非常識。論外だ。

(50ページ)

スゴくないですか?

ここまで言われると逆にこの本を読んでみたくなります。
中には評価の高い本のレビューもあるので、その中から次に読む本を探してみるのも良いかもしれません。

この本のここがダメ?

一部根拠にかける説明や勉強法もあります。
例えば以下のような部分です。

文章を覚えるにしても、最低でもノートの複数行にまたがるような大きさの字でゆっくりていねいに書く。大きな字は記憶の景気になります。小さく雑に書きなぐっても効果は薄いです。小さな字の人は成績が悪いことが多いです。気をつけましょう。

(186ページ)

恐らくこの前に書かれている『東大生が教える!超暗記術』の中で語られていると思うんですが「なんで字が大きいと記憶に残りやすいの?」「小さな字の人の成績が悪いってホント?」と疑問が残ります。

科学的、統計的なエビデンスを知りたい人にとってはこういうところが気になってしまうかもしれません

引用を踏まえて 印象に残ったところを抜き出す

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個人的に使えると思ったところを引用を踏まえてご紹介していきます。

ついで大切なのは、一日の勉強の中に必ず復習タイムをとることです。昔やったことをおさらいする時間を必ず作る。

<中略>

学習心理学では、読む時間と、それを暗証する時間の割合が1:4のとき、最も効率が高いことが示されています。

(44ページ)

勉強や読書も知識が常識化するまで繰り返し頭にいれるのが有効です。
結局のところ、魔法のような勉強方法はなくて、地道に勉強を繰り返すことが知識を定着させることの一番の近道なんだと感じました。

 

再読こそが、本の内容を頭に残す上でも、速読の練習の上でも、最もよい方法です。

(106ページ)

早く読めばそれだけ冊数を読むことはできますが、頭に知識が残るのかといつも思います。

そもそも本を読む目的は「知識を得る」ことなので、たくさん読めてもほとんど記憶に残っていなければ本末転倒です。

一度読んだ本なら、どこに何が書いてあるか、なんとなく覚えていますし、ボクの場合は、紙の書籍なら付箋を張り、電子書籍なら線を引いているので、大事と感じたところだけ読んでいけばあまり時間をかけずに、再読できます。

2回目以降は、初回よりも遥かに早く読めるので、それは 「=早く読む」練習にもなっています。
問題があるとすれば、再読するとき付箋を貼ったところや線を引いた部分以外に目が行きづらいところですね。

有名な「エビングハウスの忘却曲線」については、みなさんも聞いたことがあるでしょう。記憶したことは1時間後には半分近く忘れ、1日後には4分の1まで減少する。その後の忘れ方はなだらかになるという曲線です。つまり、勉強したことを最も忘れやすいのは、勉強した直後だということです。

(181ページ)

つまり、勉強で大事なのは「復習」です。
昔から「予習、復習が大事」と学校や塾の先生に言われていましたが、あながち間違いではなかったんですね。

結論 : 最も効率的に勉強するならコレ

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つまり効率的な学習方法は

「学んだことを繰り返し復習をする」

結局これなんだと、本書を読んで感じました。
これに

「声に出した方が良い」

とか

「図解した方が良い」

とか

「問題形式にした方が覚えやすい」

などのオプションが付与して覚えやすい工夫をしていくということなんだと感じました。

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これはボクの考えた勉強の時間配分を図解したものです。
勉強を開始して、始めに「前回の復習」をします。
勉強の終了時に「今回の復習」します。

これで同じ勉強内容ををトータルで3回学習することになります。
覚えられなければ、もう何度か繰り返してもよいでしょう。
こうすれば効率よく勉強が進められそうです。

知識が血肉になるまで、繰り返す、シンプルにここに尽きるということですね。

まとめ :『本当に使える勉強法』は古い本ですが、十分使える本です。

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いかがだったでしょうか。
『できるビジネスマンのための「本当に使える勉強法」』は勉強本の決定版といって差し支えない本だったと思います。

古い本ですが、十分満足いく内容でした。
当然この本も5回「再読」して頭に叩き込みます。

以上『できるビジネスマンのための「本当に使える勉強法」【感想/書評】勉強本の決定版』でした。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

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ABOUTこの記事をかいた人

北海道札幌住み、昭和生まれの30代独身。 職業はシステムエンジニア的な何か、多分同年代では低所得者。 『金持ち父さん・貧乏父さん』を読んで、人生をこのまま終えたくないと本気で思い、金融投資や自己投資に目覚める。 月10万-20万PVの小規模なブログメディアの運営に携わったことがあるため、その経験を活かし個人ブログを開設。