「何故読書をするの?ネットでいいじゃん」に対しての答え方

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こんにちは!カブラギ (@T_W_H_R_C) です。

以前友人に「何故読書をするの?ネットでいいじゃん」と言われたときに納得してもらう答え方ができなかったことを覚えています。

ボクの場合は、本を読んで新しいことを知るのは楽しいし、やる気がでます。
ただ、これだと確かにネットの情報を読むだけでもいいはずなんですよね。

「何故読書するのか?」
齋藤 孝著『読書する人だけがたどり着ける場所』(初版2019年1月) ではその問いに対しての答えがあります。

この本はこんな人にオススメ

  • 何故読書するのか?納得したい人
  • 読書のモチベーションが下がり気味の人
  • 読書が趣味といえる人

本書との出会い

ボクは2週間に1回くらいJUNK堂で新刊コーナーを眺めるようにしています。
後で読む気になった本のタイトルをメモしておくためです。

この本もそんな本の中の一冊です。
タイトルが読書欲をソソりませんか?

齋藤 孝さんとは?

齋藤 孝さんは、東京大学法学部卒業後、同大学院教育学研究科博士課程を経て、現在は明治大学文学部教授をしている方です。

専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。
『1冊読み切る読書術』『読書力』など他にも読書に関する本を執筆しているようです。

『読書する人だけがたどり着ける場所』 の概要

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『読書する人だけがたどり着ける場所』は以下の章立てになっています。

序章 なぜ、いま本を読むのか
 
第1章 読書をする人だけがたどり着ける「深さ」とは

第2章 深くなる読書 浅くなる読書 何をどう読むか

第3章 思考力を深める本の読み方

第4章 知識を深める本の読み方

第5章 人格を深める本の読み方

第6章 人生を深める本の読み方

第7章 難しい本の読み方

序章~第2章までは、何故本を読むか?本を読むメリットについてメインに語られています。
第3章~第7章までは、本の読み方がメインになる構成です。
ボクは2章までが印象深かったですね。
本書がどのような本であるかは、序章で以下のように書かれています。

本書では、「読書が人生の深みをつくる」との前提のもと、ネットやSNSも活用しながら、どんな本をどう読むかお話ししていきます。読書好きな人も、最近あまり本を読んでいないという人も、読書の素晴らしさを再発見する一助となれば幸いです。

(9ページ)

情報化社会なのに、情報が理解できていない?

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情報化社会と言われて、しばらく経ちます。
今はスマホを開けば簡単かつ無料で情報を得られます。
なのに、ボクらは知らないことがたくさんあるし、キーワードは知ってるのになんのことか理解できていない、そう感じたことはないでしょうか?

いつもスマホをいじっているのに、あれも知らない、これも知らない。「最近はこういうニュースが話題だけど……」と話を振っても、「そのキーワードは聞いたことがあるんですが、どんな内容なんですか?」と聞かれてしまいます。どうやら、表面だサーッと撫でてキーワードだけ拾っており、詳しいところまでは読んでいないようなのです。

(16ページ-17ページ)

これは、ボクもよくあります、まとめサイトや簡易なニュースサイトの情報をみて、”理解した” 気になってしまうんですよね。

なので質問されると本質を理解していないので、”答えられない” んです。

つまりは「浅い」んです。
ネットで読むことと読書の違いは情報との「向かい方」と著者は言います。

ネットで何か読もうというときは、そこにあるコンテンツにじっくり向き合うというより、パッパッと短時間で次へいこうとします。より面白そうなもの、アイキャッチ的なものへ視線が流れますね。ネット上には大量の情報とともに気になるキャッチコピーや画像があふれています。それで、ますます一つのコンテンツに向き合う時間は短くなってしまう。

(5ページ)

これには、現代人の集中力の低下が原因のひとつとして挙げられてます。マイクロソフトが発表した研究ではひとつのことに集中できる時間が2015年ではたった8秒、2000年は12秒だったものが、4秒も縮んでいるそうです。

アテンション・スパン(一つのことに集中できる時間)

2000年:12秒

2015年:8秒

この現代人の集中力の低下は、インターネットやスマホの普及が原因と考えられています。
Twitterも140文字まで、YouTubeの動画も最近は10分以下の短めのものが増えているように感じます。
これは、現代人の集中力の低下にあわせた結果なのでしょう。

そこで読書を通して、集中力を鍛え、情報に深く触れましょうという話です。

読書のメリット

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本書で語られる読書のメリットは主に3つあります。

読書のメリット

・魅力的な人になる

・人生が面白くなる

・集中力や認識力等が身につく

ひとつずつ解説します。

魅力的な人になる

魅力的な人の定義は色々ありますが、一般的には美しい人です。
しかし、それだけではないはずです。

ソクラテスは美男子ではありませんでしたが、若者たちにとても人気がありました。その知性・教養、人格の豊かさで人を惹きつけていました。

(31ページ)

容姿を変えることは難しいですが、知性や教養を身につけることが可能です。

周囲で魅力的な人を思い浮かべると、見た目だけではなく、話が面白い、人間性が高い、深みがある人が魅力的と感じるはずです。

魅力的な人になるための知性や教養、深みは読書を通して得ることができます。

人生が面白くなる

ボクは読書をすると、情報をキャッチするアンテナが広がるのを感じます。

本を読むほどに、世界が楽しみで溢れます。普通なら気に留めないものでも「面白い!」と感じるのです。

(41ページ)

今までは気にしていなかったものが面白いと感じるようになったり、驚いたり、感動したりするようになりました。

驚くべきことに驚けるのは実は教養があるからです。知識豊富で教養豊かな人はもうあまり驚くことがないのではないかと思うかもしれませんが、逆なのです。

(99ページ)

アラスカに住む、エスキモーには “白” を表す言葉が何十種類もあるそうです。
きっと一面の雪景色を見たときに、ボクらとエスキモーでは見えてる世界が違うんです。
知識は世界の見え方すらも変えてしまうんですね。

集中力や認識力等が身につく

本書では読書によって以下の力が鍛えられると語られれています。

読書によって鍛えられる力

・集中力

・認識力

・思考力

・映像化する力

上記の「情報化社会なのに、情報が理解できていない?」でも記載しましたが、現代人の集中力は低下しつつあります。

集中力だけでなく、認識力、思考力などの力は人生において非常に大事な力になってきます。

読み続けることで、集中力が鍛えられれば、他の趣味にも勉強にも仕事にもいい効果があります。

(167ページ)

読書は単に知識を身につけるためではなく、これらの力を鍛えて、読書以外の時間も豊かにする効果があるといえるでしょう。

読書をするかしないか、あなたはどうする?

いかがだったでしょうか。
この記事では主に、序章から第2章までから、読書をする理由やメリットについてボクの考えを踏まえて書かせていただきました。

読書の重要性については昔から語られていますが、それでも読書をする人は減ってきているようです。

反対に言えば、読書をするだけで、多数の読書をしない人たちよりも豊かな生活を送ることができる可能性が高まると考えると、こんな優位性のある行動はなかなかないですね。

以上『「何故読書をするの?ネットでいいじゃん」に対しての答え方』でした。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。



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ABOUTこの記事をかいた人

北海道札幌住み、昭和生まれの30代独身。 職業はシステムエンジニア的な何か、多分同年代では低所得者。 『金持ち父さん・貧乏父さん』を読んで、人生をこのまま終えたくないと本気で思い、金融投資や自己投資に目覚める。 月10万-20万PVの小規模なブログメディアの運営に携わったことがあるため、その経験を活かし個人ブログを開設。